行きゅんにゃ加那節
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行きゅんにゃ加那節[訳]
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| 1. |
行(い)きゅんにゃ加那(かな)
吾(わ)きゃ事忘(くとわす)れて 行きゅんにゃ加那
打(う)っ発(た)ちゃ打っ発ちゃが 行き苦(ぐる)しや
ソラ行き苦しや
(ソラ行き苦しや) |
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行ってしまうのですか、愛しい人。私のことを忘れて行ってしまうのですか。いや発とう発とうとするが、あなたのことを思うと行きがたいのです。 |
| 2. |
阿母(あんま)と慈父(じゅう)
物憂(むぬめ)や考(かんげ)えんしょんな 阿母と慈父
布織(ぬぬう)て賃金取(ちんめと)て 召(み)しょらしゅんど
ソラ召しょらしゅんど
(ソラ召しょらしゅんど) |
お母さん、お父さん。物思いをし、あまり考えなさいませんように。私が布織りをして賃金を取り、ちゃんと食べさせてさしあげますから。 |
| 3. |
目ぬ覚めて
夜(ゆる)や夜(ゆ)ながと 目ぬ覚めて
汝(な)きゃ事思(くとう)めばや 眠(ねい)ぶららぬ
ソラ眠ぶららぬ
(ソラ眠ぶららぬ) |
目が覚めて、夜中じゅう目が覚めて、あなたのことを思って眠られません。 |
| 4. |
鳴(な)きゅん鳥(とうい)くわ
立神沖(たちがみうき)なんて鳴きゅん鳥くわ
吾(わ)きゃ加那(かな)やくめが 生(い)き魂(まぶり)
ソラ生き魂 |
鳴く鳥がいる。立神の沖の方に鳴く鳥がいる。いや、あれは私の愛しいあの人の生き魂が鳴かせているのだ。 |
[解説]
愛しい人との別れを歌った歌で、この加那は、恋人にも親しい肉親にもどちらにでも解釈できる。この歌のルーツをたどると、本土系の数え歌だが、今は奄美民謡の代表曲といってよいだろう。最近はロック版やレゲエ版などが出て演奏されている。
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