染めイロハ(奄美大島紬のイロハ)

伝統の泥染めから斬新な色のものまで、大島紬は実にバラエティ豊か。
2枚目、3枚目からオシャレの楽しみも増えます。

染めの分類

 
【泥大島】
伝統的なテーチ木泥染法で染色した糸を用いて織り上げられた高級な紬です。泥染めならではの、しっとりした深みのある光沢をもち、黒の地色に薄茶がかかった白絣を主体に柄模様を表しています。
  【泥藍大島】
植物藍で先染めした糸を絣むしろにしてそれをテーチ木と泥染で染色したものです。地色が泥染特有の渋い黒地になり、絣柄の部分が藍色を主体に表現された上品な風格の漂う紬です。藍は愛に通じるとも言われます。
※泥大島、泥藍大島の色合いは日本人の肌ににとてもよく似合うといれています。
     
   

【草木泥染大島】
テーチ木、藍以外の草や木などの天然染料で染められ、古典的な染色法に改善を重ねて染め上げたものです。

  【色大島】
化学染料を使用して、色絣模様に染色したもので、色使いが自由なのでモダンなものや大胆なデザインも豊富にできます。
     
   
【白大島】
地色を染めず、白のままで絣模様に色を入れた爽やかな印象の紬です。春の終わり、秋の初めなど単仕立てにしてもお召しになれます。
   
     

いい泥田がいい泥染めをつくる。

蘇鉄が自生している土質は泥染めに向いています。
鉄をよみがえらすと書く、"蘇鉄"。泥田の部分が枯れると蘇鉄の葉を刻んで泥田に埋めます。
蘇鉄の葉に含まれた部分が泥田に溶け、再び泥染めができるようになるのです。

 

泥んこはおしろい?

奄美の泥は古代地層なので、粒子が丸く細やかです。だから、糸を傷つけずにやさしく、染め上げることができます。まるで、泥のおしろいのようですね。

 

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