阿多地(あだち)

 かつお漁が盛んな集落で、半農半漁のシマでした。黒糖小屋も一つありました。町政五十周年を迎えるにあたり、諸先輩のご苦労、ご努力に改めて敬意を表します。企業誘致などを積極的に行い、若者が働ける場をつくってもらいたいですね。クロマグロ養殖は良い例だと思います。

伝統行事 

 旧暦八月十五日前後の日曜日に敬老会・豊年祭が集落の公民館前広場であり、須子茂小中の児童生徒や古仁屋阿多地会のメンバーらが参加する

メモ 

 かつてはグスクと呼ばれていた集落。加計呂麻島でもノロ祭事の盛んな集落の一つだった。ケンムン(妖怪)の多いシマとも言われた。現在も古いアシャゲやトネヤが保存されている。海岸側にあるデイゴの老木とアシャゲの組合せは、古いシマの風景として写真に収める人も多い。集落の背後には巨大な岩山(ターギン)があり、その下はウボツ(オボツ)の森で「公道神社」が建つ。ふもとに泉があり、グー(小川)と呼ぶ。かつてはノロやユタが訪れ、祈りをささげた。

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