佐知克は昔も今も(主産業は)サトウキビです。戦前は砂糖小屋が6ヶ所もあって、うち4ヶ所は(動力は)馬でしたね。勢里(集落)との間にあるガチバラは田んぼでした。空襲で(集落の)半分は焼けましたが、終戦後は25軒あって、サツマイモやソテツガユで飢えをしのいでいましたよ。米軍配給の缶に厚紙を張ってカンカラ三線を作って弾き、シマ唄を歌ったりしました。今は仕事の機会が少なく若者が出て行きますが、町営住宅を整備し、仕事を作れば青年も来てくれると思います。古仁屋には(名瀬のような)大きな店、瀬相(集落)にも(生活必需品のそろった)店がほしいですね。
伝統行事
旧暦8月15日前後の日曜日に豊年祭・敬老会があり、古仁屋在住の出身者らが参加して土俵入りや八月踊りがある。今年は町のみなと祭りにも参加した。各家庭では木の枝に紅白のもちを切って飾る「コガネモチ」(1月15日)やアラセツ、シバサシの伝統行事が残る。旧暦9月9日は各家々で祖先にミキを供える。